あきらめていたデザインも作れる！
金属アレルギー対応ステンレスパーツが登場！

ハンドメイドアクセサリーを身に着けたくても金属アレルギーに対応したパーツがなかったり、思い描くデザインが実現出来ずにあきらめていたことはありませんでしたか？
今まであきらめていたデザインが叶う、ステンレスパーツのラインナップが充実しました！

ステンレスの特徴

金属アレルギーは金属の成分が汗などの水分により溶け出した金属イオンが原因で発症します。ステンレスは含まれているクロムと酸素が結合し生成される、不動態皮膜という薄い酸化膜で表面が覆われています。この酸化膜により金属アレルギーを引き起こす金属イオンが溶け出しにくく、アレルギー反応が出にくいと言われています。ステンレスが錆びにくいのもこの酸化膜により守られているためです。
加えてシルバーや真鍮よりも硬度が高いため日常的に着用していても傷がつきにくいという特徴があります。硬さは真鍮製の金具よりやや硬く、仕上がりにしっかりとした強度があります。

ステンレスは金やプラチナといった貴金属ではなく、鉄を主成分としたクロムなどを含んだ合金です。人工的に生成される金属であり比較的リーズナブルな金属ですが、非常に安定した金属です。食器や腕時計など日常の様々な場面で使用され、色はシルバーやロジウムと比べるとやや暗く重厚感があります。

ステンレスと同じように酸化膜で表面を覆われ、同じような特性を持つ金属にチタンがあります。チタンは原料からの製造過程が特殊なため、また加工の難しさから価格が高いとされています。色はステンレスと同じく暗く、少しマットな見た目になります。

医療器具などにも使われるステンレス

ステンレスと一言に言っても用途により様々な種類が使い分けられており、SUS316LやSUS304と呼ばれる規格のステンレスがアクセサリー金具として出回っているものとなります。
私たちがアクセサリーでよく耳にする"サージカルステンレス"とは医療器具などに使用されているステンレスと同じ成分のステンレスを使用していることを指し、主にSUS316Lが使用されている場合サージカルステンレスと呼びます。
ただし、このサージカルという言葉は"医療現場で使われている"という意味で使われるようになった言葉なので、明確な定義や規格があるわけではないということを知っておくと良いでしょう。
一方でSUS304は私たちが毎日のように口にする食器類や、腕時計のベルトといった非常に身近なところに使われています。安全性が高くSUS316Lよりも加工がしやすいという特徴があるため、繊細なアクセサリーパーツの素材として一般的に利用されています。

貴和製作所のステンレス金具

上記の通りステンレスには優れた点が多く、アクセサリー金具としてのメリットがたくさんあります。
貴和製作所が扱うステンレスは様々な規格が存在するステンレスの中でも、耐食性に優れたSUS316LとSUS304というステンレスです。SUS316Lは船舶などの部品にも使用されるほど耐食性が高く、SUS304は食品の加工工場や食器に利用されるなど、どちらも金属アレルギーをお持ちの方に安心してお使いいただけるステンレスです。
ステンレスそのものの落ち着いた色味も魅力的ですが、更にニッケルフリーのゴールドメッキも登場し、誰にとってもハンドメイドアクセサリーが身近に手軽に楽しめるように、そんなアイテムを揃えました！